SERVICE

事業内容

私たち、エヌ・エス・テックは高速道路や鉄道、
その他社会インフラの補修工事、耐震工事を通じて、
皆様が安心して暮らせる社会を創造しています。
大きな責任感とやりがいをもとに、
創業以来50年以上の実績で
築き上げた経験知を活かしながら、
時代の流れに柔軟に対応できるよう、
先端知識の習得、技術力の向上と、
材料の研究開発に日々取り組んでおります。

コンクリートの補修・補強工事

近年、高度成長期に整備された橋梁、トンネルなどコンクリート構造物の老朽化が進んでおり、各分野において老朽化した構造物の補修・補強工事が進められております。
当社では、セメント系材料、樹脂系材料、炭素繊維など様々な材料を用いた各種広報によるコンクリート構造物の補修・補強工事を行なっております。また、自社で補修用のミキサ、ポンプなど多数保有しており、様々な後方に対して対応可能です。

《補修工事》

ひび割れ補修工法

ひび割れ補修工法は、防水性、耐久性を向上させる目的で行われる工法であり、表面塗布工法、注入工法、充填工法などがあります。

断面修復工法

断面修復工法は、コンクリート構造物の劣化によって元の断面を喪失した場合の修復や中性化、塩害などによって劣化したコンクリートを撤去した場合の断面修復を目的とした工法であり、左官工法、吹付け工法、モルタル充填工法などがあります。

表面被覆工法

表面被覆工法は、コンクリート構造物の表面を樹脂系やポリマーセメント系の材料で被覆することにより、水分、炭酸ガス、塩分などを遮断して劣化の進行を抑制し、構造物の耐久性を向上させる工法です。被覆材の種類によって、塗布工法(刷毛、ローラ刷毛、吹付け)、パネル取付け工法、埋設型枠工法などがあります。

剥落防止工法

剥落防止工法は、コンクリート構造物の劣化による破損・落下を防止するためにコンクリートの表面に含浸接着剤で繊維シートを貼り付けて上塗り材を塗布する工法です。

《耐震補強》

アンカー工事

アンカー工事は、金属系や樹脂系のあと施工アンカーを用いて既設構造物に増設コンクリートや耐震補強部材を取り付けるための工事です。アンカーは、既存のコンクリート(母材)と増設コンクリートや耐震補強部材との間で母材の強度が十分に伝達されることが重要であるため、工事においては母材の状態を把握して確実な施工を行う技術が要求されます。

グラウト充填工事

グラウト充填工事は、鋼管巻き立て工法、増厚工法、鉄骨ブレース工法などにおいて既設構造物と補強材との隙間に両者を一体化させるために無収縮グラウトやポリマーセメントモルタルなどグラウトを充填する工事です。

スリット工事

スリット工事は、柱と壁とか一体化している構造において、地震時の横揺れからの柱の損傷を防ぐために、柱と壁との間に切れ目(スリット)を設ける工事です。柱の周囲に遊間を設けることで柱の靱性(粘り強さ)を改善することができます。

《加入協会》

  • ハイドログラウト研究会
  • バンデフレキシン工法研究会
  • 日本セリノール協会

防水工事

防水工事は、構造物外周からの降雨や地下水の侵入防止、橋梁の床版のように頂面から部材内部への水の侵入防止、水槽や導水路のように内容液の漏出防止などの役割があり、それぞれの構造物の防水目的に適した材料、施工方法で行われております。
当社では、専門の職人による各種防水工事を行なっております。特に、ウレタンやウレア樹脂による吹付け防水では、専用のスプレーポンプ社を自社で保有しており、迅速に対応できます。

アスファルト防水(熱工法)

アスファルト防水(熱工法)は、フェルトや網状ルーフィングなどを芯材または補強材として熱融解アスファルトを積層して防水層を形成する方法です。

シート防水

シート防水は、改質アスファルト系、合成ゴム系、合成樹脂系などのシートを構造物にプライマーや接着剤を用いて貼り付けながら防水層を形成する工法です。

塗膜防水(塗布、吹付け)

塗膜防水は、1または2成分の液状塗膜防水材料を単独、または不織布やメッシュなどを入れて補強し、塗布や吹付けによる方法で防水層を形成する工法です。材料の種類、施工方法によって様々な工法があります。

浸透性塗布型防水

浸透性塗布型防水は、ケイ酸質微粉末や高分子エマルジョンなどを主成分とする含浸型の防水材をコンクリート表面に塗布または吹付けすることでコンクリート内部に防水材が浸透、コンクリート成分などとの反応機能によって防水材が結晶化して水の侵入を防ぐ工法です。

漏水対策工事

トンネルや地下鉄など多くの地下構造物では、大小様々な漏水が発生しており、漏水は構造物の劣化や交通車両への影響が大きいことから計画的に漏水対策が行われています。
当社では、長年培った止水技術、ノウハウを生かし、現場に最適の漏水対策をご提案できます。また、ウレタン系、アクリル系などそれぞれの止水材専用ポンプを自社で多数保有しており、大規模な止水工事にも対応できます。

止水工事

止水工事は、コンクリートのクラック、打ち継ぎ部、目地などの漏水箇所に注入管を取付け、漏水状態に適した注入材を圧入して止水を行う工事です。注入材の種類によって、使用機械、注入方法が異なります。

導水工事

導水工事は、線状または面状に生じている漏水箇所に樋やパネルを設置することにより、またはネットホースなどの導水材を埋め込むことで漏水を収束し、排水設備へ導く工事です。

シールドセグメントコーキング工事

コーキング工事は、シールドセグメントの継ぎ手やボルトボックスからの漏水を防ぐためにセグメント組み立て時のシール材に加え、セグメント継ぎ手目地部やボルトボックスに樹脂系などのコーキング材を充填する工事です。

《加入協会》

  • ハイドログラウト研究会
  • バンデフレキシン工法研究会
  • 日本セリノール協会

防食工事

防食工事は、コンクリート構造物や鋼構造物を腐食環境から遮断するために、防食被覆材料を構造物の表面にライニングする工事です。防食被覆材料は、塗布や吹抜けなどの施工方法によってエポキシ、ポリウレア、ポリウレタンなど各種樹脂やガラス繊維などが用いられています。

材料・施工機器などの開発

当社では、各メーカーの様々な材料を使用していますが、その他に、独自で、施工業者としての目線から、主に現場の施工方法との組み合わせを特徴とする材料開発や既存材料の用途開発などを行っております。また、様々な現場条件の中で、より効率的な施工が求められることから、それぞれの現場条件に応じて既存の施工機器の改良、補助機器等の開発、提案も行っております。